2026.04.10 | 犬育て.jp 編集部
「家に一人になると吠え続ける」「帰宅すると家具が壊されている」「トイレを失敗してしまう」
留守番中に見られるこうした行動の背景には、分離不安だけでなく、退屈や不安、生活環境など、さまざまな理由があります。
留守番が苦手だからといって、わがままや性格の問題とは限りません。
本記事では、留守番が苦手な愛犬への向き合い方と、安心して過ごせるようになるためのポイントをご紹介します。
不安が強くなるほど、ご家庭だけでの対応が難しくなる場合があります。
鍵を持つ、コートを着る、玄関へ向かうなどの行動を、実際には外出せずに繰り返します。
「この行動=必ず留守番になるわけではない」と経験してもらうことが目的です。
最初は数分程度から始め、愛犬の様子を見ながら少しずつ時間を延ばしていきましょう。
いきなり長時間の留守番をさせることは避けることが大切です。
外出時や帰宅時に過度な挨拶をすると、犬の興奮や不安を高めてしまうことがあります。
できるだけ普段どおりに出かけ、普段どおりに帰ることを意識してみましょう。
クレートやベッドなど、愛犬が落ち着いて休める場所を用意しましょう。
その場所でリラックスできる経験を日頃から積み重ねることで、「ここにいれば安心」と感じられるようになります。
長時間の留守番が必要な場合は、ご家庭だけでの練習だけでは難しいこともあります。
愛犬の性格や生活スタイルに合わせて、お預かりサービスや訪問サービスを活用することも選択肢のひとつです。
中度から重度の不安が見られる場合は、ご家庭だけで抱え込まず、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
行動だけを見るのではなく、その背景を理解しながら進めることで、愛犬に合ったサポート方法が見つかりやすくなります。
留守番が苦手な愛犬に必要なのは、我慢させることではありません。
少しずつ「安心して待てた」という成功体験を積み重ねることが、自信につながっていきます。
愛犬の性格や不安の程度に合わせて無理のない範囲で練習を進め、必要に応じて専門家のサポートも活用しながら、安心して過ごせる時間を少しずつ増やしていきましょう。
留守番は「我慢」を教えることではなく、「安心して待てる力」を育てていくことです。焦らず、その子のペースに合わせて取り組んでいきましょう。
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