犬育てアカデミー

家族みんなで揃えたい愛犬との暮らしのルール

2026.04.25 | 犬育て.jp 編集部

「私が注意するとやめるのに、お父さんには飛びつくんです。」

「おやつをあげる人と、あげない人がいます。」

「ソファに乗っていい日と、ダメな日があります。」

DogRelaxingでも、初回カウンセリングでよくいただくご相談です。

実は、犬が混乱する原因の多くは、**「家族によってルールが違うこと」**にあります。

犬は、「人によってルールが変わる」と、何が正しいのか分からなくなってしまいます。

本記事では、愛犬が安心して暮らせるために、ご家族で揃えておきたいルールについてご紹介します。


犬は「一貫性」から学びます

犬は、「誰が言ったか」よりも、「いつもどうだったか」を学習しています。

今日はソファに乗ってもいい。

明日は怒られる。

お父さんは許してくれる。

お母さんはダメと言う。

これでは、愛犬もどう行動すればよいのか分かりません。

だからこそ、ご家族全員が同じルールで接することが大切です。


DogRelaxingで最初に確認すること

DogRelaxingでは、トレーニングを始める前に、ご家族へこんなことをお聞きしています。

  • ソファには乗ってもいいですか?
  • ごはんは誰があげていますか?
  • おやつはどんな時に使いますか?
  • 甘噛みをしたらどう対応していますか?
  • お散歩の担当は誰ですか?
  • ハウスで休む時間はありますか?

実は、この答えがご家族それぞれ違うことは珍しくありません。

犬のトレーニングを始める前に、ご家族のルールを揃えることが、変化への第一歩になります。


最初に決めておきたい5つのルール

1. 合図(キュー)を統一する

「おすわり」「座って」「Sit」など、同じ行動でもご家族それぞれ違う言葉を使っていることは珍しくありません。

愛犬が混乱しないように、コマンドや合図は家族みんなで統一しましょう。


2. 行動基準を決める

ソファに乗ってもいいのか。

飛びついてもいいのか。

来客時はどう過ごしてほしいのか。

ご家庭によって正解は異なります。

大切なのは、「何が良くて、何がダメなのか」をご家族全員で共有することです。


3. ご褒美の使い方を決める

誰が、どんな時に、おやつをあげるのか。

食べ物を使って教えるのか。

言葉や遊びもご褒美として使うのか。

ご褒美のルールを統一することで、愛犬も学びやすくなります。


4. お散歩や日常生活のルールを揃える

歩くスピードやリードの持ち方。

他の犬と挨拶するか。

玄関では待つのか。

日常生活のルールも、ご家族で共有しておきましょう。


5. 休む時間を大切にする

遊ぶ時間だけでなく、安心して休める時間を作ることも犬育ての大切な一つです。

疲れている時はそっと見守ることも、愛犬への大切な配慮です。


よくある勘違い「犬が言うことを聞かない」

DogRelaxingでも、

「犬が言うことを聞いてくれません。」

というご相談をよくいただきます。

しかし、お話を伺うと、

  • ご家族によって対応が違っていた
  • ルールが決まっていなかった
  • その日の気分で対応が変わっていた

というケースは少なくありません。

犬が悪いのではなく、何をすればよいのか分からなかっただけということも多いのです。


ルールは「犬を縛るため」ではありません

ルールというと、「犬を管理するため」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、本当はその逆です。

ルールがあることで、

「今日は怒られるかな?」

「今日は許してもらえるかな?」

と迷うことが少なくなります。

犬にとって一貫した暮らしは、大きな安心につながります。

そして、ご家族にとっても、お互いに同じ方向を向いて犬育てができるようになります。


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